【6月9日 AFP】米大リーグ(MLB)、シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)が8日、本拠地セーフコ・フィールド(Safeco Field)で行われたロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)との試合で、6人の継投による無安打無得点を達成した。マリナーズは1-0でドジャースに勝利している。

 マリナーズの無安打無得点試合達成は、クリス・ボジオ(Chris Bosio)氏とランディ・ジョンソン(Randy Johnson)氏に続き、チーム史上3度目の快挙となった。

 マリナーズの先発ケビン ・ミルウッド(Kevin Millwood)は、6回までドジャース打線を無安打1四球に抑える好投を見せていたものの、右足の鼠径部(そけいぶ)を痛めたため、降板を余儀なくされた。

 その後、ミルウッドの後を引き継いだマリナーズのチャーリー・ファーブッシュ(Charlie Furbush)、スティーブン・プライアー(Stephen Pryor)、ルーカス・ルートキー(Lucas Luetge)、ブランドン・リーグ(Brandon League)、トム・ウィルヘルムセン(Tom Wilhelmsen)が無安打に抑え、2012年シーズンのMLBで4度目となる無安打無得点試合を達成した。

 MLBで複数投手での無安打無得点達成は、2003年にヒューストン・アストロズ(Houston Astros)がニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)戦で6人の投手による継投で達成して以来9年ぶりとなる。(c)AFP

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