【5月30日 AFP】米大リーグ(MLB)、タンパベイ・デビルレイズ(Tampa Bay Devil Rays)は29日、4月下旬にマイナー契約を結んだ松井秀喜(Hideki Matsui)をメジャーに昇格させた。

 ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)で活躍した経歴を持つ松井は、マイナーリーグ13試合に出場し、打率1割7分、4打点だった。

 同日行われたシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)との試合に6番・左翼手で先発出場した松井は、4回に先制2点本塁打を放つなど、4打数1安打2打点を記録した。

 6月に38歳の誕生日を迎える松井は、ヤンキースに所属していた2009年シーズンのワールドシリーズ第6戦で1試合6打点を記録する活躍でチームを同シリーズ制覇に導き、最優秀選手(MVP)に輝いている。

 日本のプロ野球で10年間プレーした松井は、2003年から2009年までヤンキースでプレーした後フリーエージェント(FA)となり、2010年はロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)、11年はオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)に所属していた。

 松井はメジャー通算1202試合に出場し打率2割8分5厘、173本塁打、753打点を記録していた。(c)AFP