【5月12日 AFP】米大リーグ(MLB)、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のダルビッシュ有(Yu Darvish)は11日、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)戦で今季5勝目を挙げ、大リーグ移籍後初黒星を喫した前回の登板を払拭した。

 試合はレンジャーズが10-3でエンゼルスに勝利し、シーズン成績をリーグ最高の22勝11敗とした。

 ダルビッシュは2本塁打を浴びたものの、6回途中に降板するまで3安打3失点7奪三振を記録し、今シーズンの成績を5勝1敗とした。

 一方、エンゼルスは2011年シーズンまでレンジャーズに在籍した左腕のC.J.ウィルソン(C.J Wilson)が先発登板したものの、レンジャーズ打線は初回に挙げた6得点中4得点をウィルソンから奪った。

 プロ野球・北海道日本ハムファイターズ(Hokkaido Nippon Ham Fighters)で最優秀選手(MVP)を2度受賞しているダルビッシュは、ポスティング(入札)制度による交渉権を5170万ドル(約39億円)で獲得したレンジャーズと6年総額約6000万ドル(約46億円)の契約を結んだ。
 
 4月に4勝0敗、防御率2.18の成績を残したダルビッシュは、ア・リーグの4月の月間最優秀新人に選出されたものの、6日に行われたクリーブランド・インディアンス(Cleveland Indians)戦ではメジャー初黒星を喫していた。(c)AFP

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