バリー・ボンズ、審理妨害のみ有罪
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【4月14日 AFP】米サンフランシスコ(San Francisco)地裁の陪審は13日、薬物使用について連邦大陪審で虚偽の答弁をしたとして偽証罪などに問われた元大リーグ(MLB)選手のバリー・ボンズ(Barry Bonds)被告に対し、審理妨害についてのみ有罪評決を下した。
連邦地裁のスーザン・イルストン(Susan Illston)判事は、偽証罪など3件については、陪審員が評決に達しなかったため評決不能としている。
検察側はこの日、偽証罪などに関して控訴するかどうかは明らかにしなかった。ボンズは禁止薬物とは知らずに、自身の個人トレーナーから注射を受けたり、アナボリック・ステロイドやヒト成長ホルモンを使用したと、2003年の連邦大陪審で虚偽の証言をしたとして起訴されていた。
バルコ(Bay Area Laboratory Co-operative、BALCO)社によるステロイドスキャンダルの中でも大物のボンズは、最大21月の禁錮刑を科される可能性があるが、イルストン判事は過去の類似事件では懲役刑に消極的な姿勢を見せている。(c)AFP/Stephanie Rice
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連邦地裁のスーザン・イルストン(Susan Illston)判事は、偽証罪など3件については、陪審員が評決に達しなかったため評決不能としている。
検察側はこの日、偽証罪などに関して控訴するかどうかは明らかにしなかった。ボンズは禁止薬物とは知らずに、自身の個人トレーナーから注射を受けたり、アナボリック・ステロイドやヒト成長ホルモンを使用したと、2003年の連邦大陪審で虚偽の証言をしたとして起訴されていた。
バルコ(Bay Area Laboratory Co-operative、BALCO)社によるステロイドスキャンダルの中でも大物のボンズは、最大21月の禁錮刑を科される可能性があるが、イルストン判事は過去の類似事件では懲役刑に消極的な姿勢を見せている。(c)AFP/Stephanie Rice
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