【7月5日 AFP】インド出身の野球選手、ディネシュ・パテル(Dinesh Patel)投手とリンク・シン(Rinku Singh)投手が4日、米大リーグ(MLB)ピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)傘下のファームチームでプロデビューを飾った。

 パイレーツ傘下のガルフコースト・パイレーツ(Gulf Coast Pirates)に所属するパテルとシンは、4日に行われた試合で共に救援投手として1イニングを投げた。

 左腕のシンは19球を投げて1点を失い、パテルはわずか8球で打者3人を完璧に抑えた。

 元クリケット選手の両投手は、テレビのリアリティー番組「100万ドルの腕(Million-Dollar Arm)」に出演するまで野球のことを聞いたこともなかったが、番組をきっかけにインド人初のプロ野球選手になるチャンスを手にしていた。(c)AFP