【3月6日 AFP】米大リーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)のオーナー、フランク・マッコート(Frank McCourt)氏は5日、「マニーは戻ってきた」と宣言し、マニー・ラミレス(Manny Ramirez)と2年契約を交わしたことを正式に発表した。

 マッコート氏は「マニーは戻ってきた。我々はこのことを報告すると同時に、グレンデール(Glendale)の新たなスプリング・トレーニングの施設に彼を迎え入れることができて、とても満足している」と語っている。

 マッコート氏の陽気なムードは、ラミレスの代理人を務めるスコット・ボラス(Scott Boras)氏と、ドジャースのフロント陣の数か月に及ぶ厳しい契約交渉からの変化を示している。最終的にボラス氏とドジャースは、4日の朝に条件面で合意した。

 ラミレスは1年目に2500万ドル(約24億5000万円)を受け取り、2000万ドル(約19億6000万円)が支払われる2年目の契約については自身が選択権を有している。

 「戻ってきた」と笑顔で語ったラミレスは、さらに「すべては起こるべくして起こる。俺はいるべくしてここにいるし、すべてを尽くすだけだ」と語っている。(c)AFP