ボンズ被告 罪状認否で無罪を主張
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【2月6日 AFP】(一部訂正)元サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)のバリー・ボンズ(Barry Bonds)被告が5日、スポーツ選手のステロイド使用を調査する連邦大陪審での偽証罪と司法妨害罪について無罪であると主張した。
2007年11月に初めて起訴されたボンズ被告は、これまでに2度再起訴されており、罪状認否を行ったのは今回が3度目となる。
罪状認否後のボンズ被告は、自身の6人の弁護団が尿検査の結果やドラッグカレンダー、ボンズ被告の個人トレーナーだったグレグ・アンダーソン(Greg Anderson)受刑者による手書きのノート等の連邦政府側の証拠を批判する中、無言で座っていた。
米連邦裁のスーザン・イルストン(Susan Illston)判事は、アンダーソン受刑者が事件に関して連邦政府への協力や証言を拒否しているため、ほとんどの証拠を採用しない意向を示した。イルストン判事が除外しようと考えている証拠は、ボンズ被告が2001年シーズンに記録した73本塁打につながる2000年11月と、2001年2月に行われた薬物検査での3つの陽性反応とみられている。
また、イルストン判事は、2003年に大リーグ(MLB)が行った薬物検査の一環として提出されたボンズ被告の尿サンプルの許容性についての審議を延期している。大リーグの検査で尿サンプルは陰性だったが、検察側の検査では2種類の運動能力向上薬の証拠が見つかっている。
3月2日から約3週間の予定で行われるボンズ被告の公判は、元陸上選手のマリオン・ジョーンズ(Marion Jones)氏やボクサーのシェーン・モズリー(Shane Mosley)に運動能力向上薬を提供したバルコ(Bay Area Laboratory Co-operative、BALCO)社が関与した事件の中でも、最新の公判とされている。
ボンズ被告は2003年の連邦大陪審で、アンダーソン受刑者がバルコ社から手に入れた物質を提供され、運動能力向上薬だとは知らずに摂取したと証言し、偽証罪に問われている。(c)AFP/Rob Gloster
2007年11月に初めて起訴されたボンズ被告は、これまでに2度再起訴されており、罪状認否を行ったのは今回が3度目となる。
罪状認否後のボンズ被告は、自身の6人の弁護団が尿検査の結果やドラッグカレンダー、ボンズ被告の個人トレーナーだったグレグ・アンダーソン(Greg Anderson)受刑者による手書きのノート等の連邦政府側の証拠を批判する中、無言で座っていた。
米連邦裁のスーザン・イルストン(Susan Illston)判事は、アンダーソン受刑者が事件に関して連邦政府への協力や証言を拒否しているため、ほとんどの証拠を採用しない意向を示した。イルストン判事が除外しようと考えている証拠は、ボンズ被告が2001年シーズンに記録した73本塁打につながる2000年11月と、2001年2月に行われた薬物検査での3つの陽性反応とみられている。
また、イルストン判事は、2003年に大リーグ(MLB)が行った薬物検査の一環として提出されたボンズ被告の尿サンプルの許容性についての審議を延期している。大リーグの検査で尿サンプルは陰性だったが、検察側の検査では2種類の運動能力向上薬の証拠が見つかっている。
3月2日から約3週間の予定で行われるボンズ被告の公判は、元陸上選手のマリオン・ジョーンズ(Marion Jones)氏やボクサーのシェーン・モズリー(Shane Mosley)に運動能力向上薬を提供したバルコ(Bay Area Laboratory Co-operative、BALCO)社が関与した事件の中でも、最新の公判とされている。
ボンズ被告は2003年の連邦大陪審で、アンダーソン受刑者がバルコ社から手に入れた物質を提供され、運動能力向上薬だとは知らずに摂取したと証言し、偽証罪に問われている。(c)AFP/Rob Gloster