薬物注入の注射器にクレメンスのDNA、米紙報道
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【2月4日 AFP】(一部訂正)薬物使用疑惑の渦中にあるロジャー・クレメンス(Roger Clemens)のDNAと、元トレーナーのブライアン・マクナミー(Brian McNamee)氏が同選手に使用したとする注射器から発見された血液に、関連性があることが分かった。ワシントン・ポスト(Washington Post)紙が3日、早朝に報じた。
同紙は、立証検査を免れることができない今回の予備DNA検査の結果は、クレメンスがステロイド使用について虚偽の証言を行ったとして起訴を求める検察にとって、重要な意味を持つと報じている。
2008年2月に行われた米議会下院政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)による公聴会でクレメンスは、24年のキャリアにおいてステロイドやヒト成長ホルモンを使用したことは一度もないと証言している。
これに対し同公聴会でマクナミー氏は、1998年から2001年にかけてクレメンスにステロイドやヒト成長ホルモンを約40回注入したと証言し、地下室に保管していたクレメンスに使用したとする注射器やガーゼなどを連邦捜査官に提出している。
クレメンスの弁護団は、マクナミー氏が薬物使用に関してうそをつき、証拠を捏造(ねつぞう)した可能性を繰り返し主張している。
同紙に対しクレメンスの弁護士を務めるラスティ・ハーディン(Rusty Hardin)氏は2日、DNA検査は「全く重要ではない」と語っている。(c)AFP
同紙は、立証検査を免れることができない今回の予備DNA検査の結果は、クレメンスがステロイド使用について虚偽の証言を行ったとして起訴を求める検察にとって、重要な意味を持つと報じている。
2008年2月に行われた米議会下院政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)による公聴会でクレメンスは、24年のキャリアにおいてステロイドやヒト成長ホルモンを使用したことは一度もないと証言している。
これに対し同公聴会でマクナミー氏は、1998年から2001年にかけてクレメンスにステロイドやヒト成長ホルモンを約40回注入したと証言し、地下室に保管していたクレメンスに使用したとする注射器やガーゼなどを連邦捜査官に提出している。
クレメンスの弁護団は、マクナミー氏が薬物使用に関してうそをつき、証拠を捏造(ねつぞう)した可能性を繰り返し主張している。
同紙に対しクレメンスの弁護士を務めるラスティ・ハーディン(Rusty Hardin)氏は2日、DNA検査は「全く重要ではない」と語っている。(c)AFP