【9月21日 AFP】08MLB、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のデレク・ジーター(Derek Jeter)は、現地20日に行われたボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)戦で9回裏の第4打席に左手に死球を受けて交代した。

 3打数無安打に抑えられていたジーターは死球を受けると、ヤンキースのジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督とトレーナーに付き添われてグラウンドを去り、明らかに痛みで顔をゆがめクラブハウスに向った。ジーターは「もちろん良い気分ではない。折れてはいない」と語り、21日に行われるオリオールズとの一戦で85年の歴史に幕を下ろす本拠地ヤンキースタジアム(Yankee Stadiu)での最後の試合に出場する意向を示した。

 ジラルディ監督は「折れていない。確実に明日(21日)は痛むだろうが、彼が明日のスターティングメンバーに入っていると思う」とジーターの起用を示唆した。

 チームの顔で主将を務めるジーターは、16日に行われたシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)戦で故ルー・ゲーリッグ(Lou Gehrig)氏の持っていたヤンキースタジアムでの通算安打数記録を塗り替えていた。

 なお、試合は1ー0でヤンキースがサヨナラ勝ちを収めている。(c)AFP