【12月3日 AFP】MLBヒューストン・アストロズ(Houston Astros)は現地2日、コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)からフリーエージェント(FA)になっていた松井稼頭央(Kazuo Matsui)と3年総額1650万ドル(約18億3000万円)で契約したことを発表した。

 メジャーリーグで4年目のシーズンを終えた松井稼頭央は、20シーズンにわたりアストロズに在籍し9月に引退したクレイグ・ビジオ(Craig Biggio)に代わり二塁を守り、打順は二番に入ると見られている。

 アストロズのジェネラル・マネージャー(GM)を務めるエド・ウェイド(Ed Wade)氏は「カズはチームにとって理想的。二塁手として素晴らしい守備ができ、2番を打つには最適な選手。また走りも素晴らしい、盗塁は出来るし、進塁して走者を先に送れる。彼のプレーは効果的なんだ」とシカゴ・カブス(Chicago Cubs)とロッキーズとの争奪戦を制して獲得した同選手への期待を語った。(c)AFP