【3月13日 AFP】第3回ワールド・ベースボール・クラシック(2013 World Baseball ClassicWBC)は12日、米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)で2次ラウンドの試合が行われ、米国が7-1でプエルトリコを下した。

 デビット・ライト(David Wright)が3点適時二塁打を放つなど5打点を挙げる活躍を見せた米国は、決勝ラウンド進出をかけた14日のドミニカ共和国戦に駒を進めた。

 米国は初回にジョー・モウアー(Joe Mauer)の適時二塁打で先制すると、3回には満塁の場面でライトの放ったゴロが野選を誘い追加点を挙げた。5回には再びライトが適時打を放ち、7回にはアダム・ジョーンズ(Adam Jones)の適時打で4-0としたが、8回にプエルトリコに1点を返された。

 ここまで残塁12を記録していた米国だったが、8回の攻撃では満塁の場面でライトがプエルトリコの中堅手アンヘル・パガン(Angel Pagan)の伸ばした腕の先を越える走者一掃の適時二塁打を放ち、試合を決めた。

 投げては先発のジオ・ゴンザレス(Gio Gonzalez)が5回3安打0失点、5三振を奪ってプエルトリコ打線を抑え、勝利投手となった。 
 
 敗れたプエルトリコは、同日行われた試合でドミニカ共和国に5-4で敗れたイタリアと13日に対戦する。(c)AFP