WBC米国代表暫定メンバー発表、実力者が名を連ねる
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【1月18日 AFP】第3回ワールド・ベースボール・クラシック(2013 World Baseball Classic、WBC)に出場する米国代表の暫定登録メンバーが17日に発表され、2012年のナ・リーグのサイ・ヤング賞(Cy Young Award)を受賞したR.A.ディッキー(R.A.Dickey)や、シーズン最優秀選手(MVP)を受賞したライアン・ブラウン(Ryan Braun)、ジミー・ロリンズ(Jimmy Rollins)、ジョー・マウアー(Joe Mauer)らが選出された。
ニューヨーク・メッツ(New York Mets)でサイ・ヤング賞投手を獲得し、シーズン終了後にトレードでトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)に移籍したナックルボーラーのディッキーを筆頭に、12シーズンのワールドシリーズ王者となったサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)のライアン・ボーゲルソング(Ryan Vogelsong)、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)のクリス・メドレン(Kris Medlan)、テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)のデレク・ホランド(Derek Holland)が先発投手を務める。
外野手ではミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)のブラウンを始め、ボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)のアダム・ジョーンズ(Adam Jones)、マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)のジャンカルロ・スタントン(Giancarlo Stanton)、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)のシェーン・ビクトリーノ(Shane Victorino)らが名を連ねた。
ジョー・トーリ(Joe Torre)米国代表監督は「選手全員と話をしたが、このチームで米国代表としてWBCに出場することに大きな期待感を持っている」と自信をのぞかせた。
チームは米アリゾナ(Arizona)州で3月1日に始動し、8日に同州フェニックス(Phoenix)で行われるメキシコ戦で初戦を迎える。両国が所属する1次ラウンドD組にはカナダとイタリアが入っている。
2連覇を達成している日本が所属するA組は3月2から6日に福岡で、B組は同2から5日に台湾の台中(Taichung)で、C組は同7から10日にプエルトリコでそれぞれ開催される。
準決勝と決勝は同17から19日にかけて米サンフランシスコ(San Francisco)に舞台を移して行われる。(c)AFP