【12月4日 AFP】野球北京五輪アジア予選・決勝リーグ、台湾対日本。試合は日本が10-2で台湾を下し、日本は3戦全勝で北京五輪への出場権を獲得した。

 初回に1点を奪って先制した日本は、その後台湾の先発ヤン・ジエンフゥ(Yang Chien-fu)に抑えられ追加点を奪うことができず、迎えた6回裏にMLBロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)でプレーした経験を持つ台湾のチェン・チンフォン(Chen Chin-Feng)に2点本塁打を打たれ一時は逆転を許した。

 日本は、逆転を許した直後の7回表に西岡剛(Tsuyoshi Nishioka)が適時打を放つなど、5本の安打を集中させて一挙に6点を奪い7-2と逆転。その後、日本は7回を3安打2失点に抑えて降板した先発投手のダルビッシュ有(Yu Darvish)の後を受けた藤川球児(Kyuji Fujikawa)と上原浩治(Koji Uehara)が台湾打線を無安打無失点に抑え、北京五輪への切符を手中に収めた。

 敗れた台湾は、好投した先発ヤン・ジエンフゥをリリーフしたゴン・ボシュアン(Keng Po-hsuan)、ニ・フゥデェ(Ni Teh-fu)、ツァオ・ジンホォイ(Tsao Chin-hui)が打ち込まれるなど救援陣が機能しなかった。(c)AFP