【9月27日 AFP】イランのハサン・ロウハニ(Hassan Rowhani)大統領は26日、核軍縮に関する国連総会(UN General Assembly)ハイレベル会合で演説し、イスラエルは核兵器を保有していることを認めるべきだと述べた。

 ロウハニ師はまた、自国に向けられている核兵器開発疑惑に関して3~6か月以内に国際社会と何らかの取り決めを結べるはずだという考えを示した。

 これに対しイスラエル側は、自国の核開発疑惑から諸外国の注意をそらせようとしているとしてロウハニ大統領を非難した。

 国連総会へのイスラエル使節団の代表を務めるユバル・シュタイニッツ(Yuval Steinitz)戦略担当相はAFPに対し、「(ロウハニ師は)策士だ」として、「イランが最終的には国連安全保障理事会(UN Security Council)決議に従うと言う代わりに、イスラエルに注目が集まるようにしようとしている」と述べた。(c)AFP/Jo Biddle