豪次期首相、新内閣に女性1人のみ起用で批判集中
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【9月17日 AFP】オーストラリアのトニー・アボット(Tony Abbott)次期首相が16日に発表した新内閣の顔ぶれに、女性が1人しか含まれていなかったことで、早速批判の目が向けられている。
自由党党首のアボット氏が率いた保守連合(自由党、国民党)は、9月7日の下院選挙で与党労働党に圧勝。アボット氏はその後、初めてとなる記者会見で、広く注目を集めていた新内閣を発表した。
しかし、アボット氏は内閣以外では数人の女性議員を起用したものの、新閣僚19人のうち女性は次期外相に選ばれたジュリー・ビショップ(Julie Bishop)氏1人だけだった。
オーストラリア初の女性首相となったジュリア・ギラード(Julia Gillard)氏は昨年、世界中で話題となった女性差別に関する演説の中で、アボット氏を「女性嫌い」と非難していた。
アボット氏は、今回の組閣で女性閣僚が少ないことから、批判の集中砲火を浴びている。労働党のクリス・ボーウェン(Chris Bowen)党首は記者団に対し、「今やオーストラリアよりもアフガニスタンの方が女性閣僚が多い」と語った。(c)AFP
自由党党首のアボット氏が率いた保守連合(自由党、国民党)は、9月7日の下院選挙で与党労働党に圧勝。アボット氏はその後、初めてとなる記者会見で、広く注目を集めていた新内閣を発表した。
しかし、アボット氏は内閣以外では数人の女性議員を起用したものの、新閣僚19人のうち女性は次期外相に選ばれたジュリー・ビショップ(Julie Bishop)氏1人だけだった。
オーストラリア初の女性首相となったジュリア・ギラード(Julia Gillard)氏は昨年、世界中で話題となった女性差別に関する演説の中で、アボット氏を「女性嫌い」と非難していた。
アボット氏は、今回の組閣で女性閣僚が少ないことから、批判の集中砲火を浴びている。労働党のクリス・ボーウェン(Chris Bowen)党首は記者団に対し、「今やオーストラリアよりもアフガニスタンの方が女性閣僚が多い」と語った。(c)AFP