【9月8日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)市内で7日、シリアに対する米国の軍事行動に反対する市民デモが行われ、スローガンが書かれたプラカードや横断幕を掲げた参加者らが、ホワイトハウスから連邦議会議事堂までの道のりを行進した。

 この日開かれた欧州連合(EU)非公式外相会合は、シリアのアサド政権が行ったとされる化学兵器を使用した攻撃への「明確で強い対応」を促したものの、軍事行動については慎重姿勢を示した。

 会合にはEU域内の外相28人とジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官が出席。終了後にEUのキャサリン・アシュトン(Catherine Ashton)外交安全保障上級代表は声明を読み上げ、外相らが「全会一致でこの恐ろしい攻撃を非常に断固としたことばで非難した」と述べた。(c)AFP