イスラエル、パレスチナ人受刑者26人釈放へ
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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【8月12日 AFP】イスラエル政府は11日、エルサレム(Jerusalem)で14日に開かれるパレスチナとの和平交渉を前に、釈放を約束していたパレスチナ人受刑者104人のうち最初の26人を予定通り13日に釈放すると発表した。
政府発表に続いて同日、イスラエル刑務局(Israel Prisons Service)が26人について氏名、罪名、逮捕の年月日、被害者の氏名などを公表した。
パレスチナ側は3年ぶりの和平交渉再開の前提条件として、パレスチナ人受刑者の釈放などを要求していた。
前月末、米ワシントンで行われた第1回直接協議の後の今月4日にイスラエル側は、1993年のオスロ合意(Oslo Accords)以前に収監した104人を、和平交渉の進展を見ながら4段階に分けて釈放する方針を示し、このうち最初の26人を次回協議までに釈放すると発表していた。
これを受けてツィピ・リブニ(Tzipi Livni)法相、モシェ・ヤアロン(Moshe Yaalon)国防相、イスラエルの治安機関シンベト(Shin Bet)元長官のヤコブ・ペリ(Yaakov Peri)科学技術相の3閣僚からなる専門委員会が最初の選定に入り、イスラエル首相府は11日夜、今回釈放される26人を決定したと発表した。
殺人で逮捕された受刑者が最も多く、さらに殺人の共犯が5人、誘拐殺人が1人という。26人のうち14人はガザ地区(Gaza Strip )へ、12人はヨルダン川西岸(West Bank)へ移送される。うち10人が今後6か月~3年以内に釈放される予定だった受刑者だと委員会は述べた。
一方、被害者の遺族らが釈放の中止を求めて、最高裁に訴える動きも見込まれている。(c)AFP
政府発表に続いて同日、イスラエル刑務局(Israel Prisons Service)が26人について氏名、罪名、逮捕の年月日、被害者の氏名などを公表した。
パレスチナ側は3年ぶりの和平交渉再開の前提条件として、パレスチナ人受刑者の釈放などを要求していた。
前月末、米ワシントンで行われた第1回直接協議の後の今月4日にイスラエル側は、1993年のオスロ合意(Oslo Accords)以前に収監した104人を、和平交渉の進展を見ながら4段階に分けて釈放する方針を示し、このうち最初の26人を次回協議までに釈放すると発表していた。
これを受けてツィピ・リブニ(Tzipi Livni)法相、モシェ・ヤアロン(Moshe Yaalon)国防相、イスラエルの治安機関シンベト(Shin Bet)元長官のヤコブ・ペリ(Yaakov Peri)科学技術相の3閣僚からなる専門委員会が最初の選定に入り、イスラエル首相府は11日夜、今回釈放される26人を決定したと発表した。
殺人で逮捕された受刑者が最も多く、さらに殺人の共犯が5人、誘拐殺人が1人という。26人のうち14人はガザ地区(Gaza Strip )へ、12人はヨルダン川西岸(West Bank)へ移送される。うち10人が今後6か月~3年以内に釈放される予定だった受刑者だと委員会は述べた。
一方、被害者の遺族らが釈放の中止を求めて、最高裁に訴える動きも見込まれている。(c)AFP