【8月7日 AFP】北朝鮮と韓国は7日、南北が共同運営する開城(Kaesong)工業団地の再開に向けた協議を行うことで合意した。

 韓国統一省報道官は「北朝鮮から8月14日に協議を行う提案があり、了承した」と述べ、北朝鮮側からの今回の提案は「前向き」だったと表現した。開城工業団地は今年4月、南北の軍事的緊張が高まる中で閉鎖された。

 北朝鮮は7日、韓国側に協議再開に向けた提案を提示した。北朝鮮側の労働者の出勤および施設に勤務する韓国人全員の安全を保証すると約束した。さらに、開城が将来再び閉鎖されることがないよう、「いかなる場合のいかなる状況によっても影響を受けない」ことを南北で誓うことを提案した。声明は朝鮮中央通信(Korean Central News AgencyKCNA)が発表した。

 韓国側は4日、開城工業団地問題について忍耐の「限界に達した」と述べていた。(c)AFP