麻生副総理、ナチスを例とした改憲発言を撤回 「誤解招いた」
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【8月1日 AFP】麻生太郎(Taro Aso)副総理兼財務・金融相は1日、改憲論議に関連して戦前ドイツのナチス(Nazi)政権を肯定しているとも受け取れる発言をしたことについて、「私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾」だと述べ、発言を撤回した。
問題となったのは麻生副総理が都内で7月29日に行った講演での発言。講演のなかで麻生副総理は、ナチス政権下で「ワイマール憲法がナチス憲法に変わった」と述べ、「だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」などと語っていた。
この発言について米国のユダヤ人権利擁護団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Center)」が30日夜、麻生氏に説明を求める声明をウェブサイトに発表したほか、韓国政府も同日、麻生氏の発言を批判していた。(c)AFP
問題となったのは麻生副総理が都内で7月29日に行った講演での発言。講演のなかで麻生副総理は、ナチス政権下で「ワイマール憲法がナチス憲法に変わった」と述べ、「だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」などと語っていた。
この発言について米国のユダヤ人権利擁護団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(Simon Wiesenthal Center)」が30日夜、麻生氏に説明を求める声明をウェブサイトに発表したほか、韓国政府も同日、麻生氏の発言を批判していた。(c)AFP