北朝鮮の戦争博物館開館、目玉は米海軍艦艇 60年代に拿捕
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【7月29日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記は27日、改装が終わった朝鮮戦争博物館「祖国解放戦争勝利記念館」の開館式に出席した。北朝鮮が1968年に拿捕(だほ)した米海軍の情報収集艦「プエブロ(USS Pueblo)」の展示が、記念館の目玉になっている。
記念館脇の川に係留されているプエブロ号は1968年1月23日、北朝鮮軍の艦艇に襲撃され拿捕された。衝突で米海軍兵士1人が死亡、82人が拘束され、釈放まで11か月間拘禁されていた。米海軍と乗員らは、拿捕時、プエブロ号が公海上にいたと主張している。
1950年に始まった朝鮮戦争は1953年に休戦した。北朝鮮は休戦協定の調印日を「戦勝記念日」として祝っている。記念館の開館は、この戦勝記念日の60周年にあたる日に行われた。(c)AFP/Giles HEWITT
記念館脇の川に係留されているプエブロ号は1968年1月23日、北朝鮮軍の艦艇に襲撃され拿捕された。衝突で米海軍兵士1人が死亡、82人が拘束され、釈放まで11か月間拘禁されていた。米海軍と乗員らは、拿捕時、プエブロ号が公海上にいたと主張している。
1950年に始まった朝鮮戦争は1953年に休戦した。北朝鮮は休戦協定の調印日を「戦勝記念日」として祝っている。記念館の開館は、この戦勝記念日の60周年にあたる日に行われた。(c)AFP/Giles HEWITT