「露政府が元CIA職員に入国許可」と報道、弁護士が否定
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【7月25日 AFP】ロシアの3通信社は24日、米当局の個人情報収集プログラムを告発した米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者にロシア政府が正式に入国する許可証を発給したと報じた。
報道を受けて元職員が足止めされているモスクワ(Moscow)のシェレメチェボ(Sheremetyevo)空港には報道陣が詰めかけた。だが、スノーデン元職員の亡命申請を支援する親ロシア政府派の弁護士、アナトリー・クチェレナ(Anatoly Kucherena)氏は同日、元職員と面会した上で元職員を伴わずに報道陣の前に現れ、「今日の時点では(空港を離れることを許可する)書類は(元職員に)与えられていない」と述べた。
6月23日に香港(Hong Kong)から同空港に到着した元職員は、空港のトランジット(乗り継ぎ)区域から出られない状態が続いている。スノーデン元職員への入国許可証の交付は直前になって中止されたとみられるが、その理由は明らかになっていない。(c)AFP/Anna MALPAS
報道を受けて元職員が足止めされているモスクワ(Moscow)のシェレメチェボ(Sheremetyevo)空港には報道陣が詰めかけた。だが、スノーデン元職員の亡命申請を支援する親ロシア政府派の弁護士、アナトリー・クチェレナ(Anatoly Kucherena)氏は同日、元職員と面会した上で元職員を伴わずに報道陣の前に現れ、「今日の時点では(空港を離れることを許可する)書類は(元職員に)与えられていない」と述べた。
6月23日に香港(Hong Kong)から同空港に到着した元職員は、空港のトランジット(乗り継ぎ)区域から出られない状態が続いている。スノーデン元職員への入国許可証の交付は直前になって中止されたとみられるが、その理由は明らかになっていない。(c)AFP/Anna MALPAS