カナダ政府、中東・北アフリカで女性議員増支援に出資
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【7月23日 AFP】カナダ政府は18日、民主改革に取り組む中東や北アフリカ諸国で、女性議員の選出を推進する国際NPOの取り組みに出資する方針を表明した。
出資額は計97万1200カナダドル(約9400万円)に上り、選挙陣営の運営訓練や、有権者へのメッセージの伝え方に関する指導などを含む2つのプロジェクトに充てられる予定。
カナダ政府によると、中東から北アフリカにかけての各国では、国会など立法府に女性議員は存在するが、議員としての権利や利益の扱われ方が不適切なことが多いという。
カナダのリン・イェリック(Lynne Yelich)国務相(西部経済多角化担当)は、「政策決定過程における女性の参加は、それぞれの民主主義国家が真にその国民を代表していることを保障するために絶対不可欠だ。適格な女性がさらに多く選出されるよう、カナダ政府は、女性のリーダーシップ向上と選挙への積極的な参加を増やすための支援を続けていく。こうした活動は、新興民主主義国の政府のあらゆるレベルにおいて、女性の発言権を強化することになる」と語った。
このプロジェクトはカナダに本拠を置く国際NPO「フォーラム・オブ・フェデレーションズ(Forum of Federations)」と米国の国際共和研究所(International Republican Institute)が取り組んでいるもので、ヨルダン、レバノン、リビア、チュニジア、イエメンの各国で女性たちの選挙運動スキルの向上と、女性の権利に対する認識を拡大させることを目的としている。(c)AFP
出資額は計97万1200カナダドル(約9400万円)に上り、選挙陣営の運営訓練や、有権者へのメッセージの伝え方に関する指導などを含む2つのプロジェクトに充てられる予定。
カナダ政府によると、中東から北アフリカにかけての各国では、国会など立法府に女性議員は存在するが、議員としての権利や利益の扱われ方が不適切なことが多いという。
カナダのリン・イェリック(Lynne Yelich)国務相(西部経済多角化担当)は、「政策決定過程における女性の参加は、それぞれの民主主義国家が真にその国民を代表していることを保障するために絶対不可欠だ。適格な女性がさらに多く選出されるよう、カナダ政府は、女性のリーダーシップ向上と選挙への積極的な参加を増やすための支援を続けていく。こうした活動は、新興民主主義国の政府のあらゆるレベルにおいて、女性の発言権を強化することになる」と語った。
このプロジェクトはカナダに本拠を置く国際NPO「フォーラム・オブ・フェデレーションズ(Forum of Federations)」と米国の国際共和研究所(International Republican Institute)が取り組んでいるもので、ヨルダン、レバノン、リビア、チュニジア、イエメンの各国で女性たちの選挙運動スキルの向上と、女性の権利に対する認識を拡大させることを目的としている。(c)AFP