【7月11日 AFP】エジプトのハゼム・ビブラウイ(Hazem al-Beblawi)暫定首相は11日、イスラム主義組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」からの入閣もまだあり得るとの考えを示した。「ムスリム同胞団」は軍に解任されたムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領の出身母体。

 アドリ・マンスール(Adly Mansour)暫定大統領から9日に指名されたビブラウイ暫定首相は、組閣作業が進行中であることを明らかにしたうえで、新内閣が重要視する2つの基準に「効率性」と「信頼性」を挙げた。

 一方、「ムスリム同胞団」はビブラウイ暫定首相からの入閣打診を拒否。依然としてモルシ前大統領の復権を要求している。(c)AFP