ベネズエラ大統領、スノーデン容疑者の亡命受け入れを表明
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【7月6日 AFP】南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は5日、米当局の市民監視プログラムを暴露した米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者(30)に「人道的保護」を与える用意があると述べ、亡命の受け入れを表明した。
独立記念日の行事に出席したマドゥロ大統領は、「ベネズエラの国家元首として、若きスノーデン氏の人道的保護を申し出ることを決めた。この若者を、世界で最も強力な帝国による迫害から守るためだ」と述べた。
この少し前には、中米ニカラグアのダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)大統領が、同国政府はスノーデン容疑者に保護を与えてもかまわないと発言していた。
米当局による処罰を逃れるために27か国に亡命を申請しているスノーデン容疑者は、6月23日からモスクワ(Moscow)の空港に足止めされている。欧州の数か国やブラジル、インドからは亡命を拒否された一方で、中南米諸国の左派政権からは同情的な返答を受け取ってきた。(c)AFP
独立記念日の行事に出席したマドゥロ大統領は、「ベネズエラの国家元首として、若きスノーデン氏の人道的保護を申し出ることを決めた。この若者を、世界で最も強力な帝国による迫害から守るためだ」と述べた。
この少し前には、中米ニカラグアのダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)大統領が、同国政府はスノーデン容疑者に保護を与えてもかまわないと発言していた。
米当局による処罰を逃れるために27か国に亡命を申請しているスノーデン容疑者は、6月23日からモスクワ(Moscow)の空港に足止めされている。欧州の数か国やブラジル、インドからは亡命を拒否された一方で、中南米諸国の左派政権からは同情的な返答を受け取ってきた。(c)AFP