「米副大統領がCIA元職員の亡命申請拒否を要請」 、エクアドル大統領が明かす
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【6月30日 AFP】エクアドルのラファエル・コレア(Rafael Correa)大統領は29日、国民に向けての定例演説で、米政府当局による個人情報収集プログラムの存在を暴露してスパイ行為などの罪で訴追された米中央情報局(CIA)元職員、エドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者(30)の亡命申請を拒否するよう、ジョー・バイデン(Joe Biden)米副大統領から電話で要請されたことを明らかにした。
コレア大統領はまた、この件については結論を下す前に米政府と協議すると話したが、最終的な判断はエクアドル政府が行うと述べた。
コレア大統領は、28日のバイデン米副大統領からの電話で、「われわれは米国を尊重しており、このような状況を望んだわけではない。悪意のある一部のマスコミが報道しているように、われわれが反米国であるなどと思わないでいただきたい」とバイデン米副大統領に話したことを明かした。
コレア大統領はまた、スノーデン元職員は現時点でエクアドル国内にいないため、同容疑者の亡命申請についてエクアドル政府は手続きを始めることはできないと話し、「(元職員が)エクアドルの地を踏んだら、もし実際にそのようなことが起きたら、われわれは亡命申請の手続きを行わなければならないが、われわれが最初に意見を求める相手は米国だ」と話したという。(c)AFP
コレア大統領はまた、この件については結論を下す前に米政府と協議すると話したが、最終的な判断はエクアドル政府が行うと述べた。
コレア大統領は、28日のバイデン米副大統領からの電話で、「われわれは米国を尊重しており、このような状況を望んだわけではない。悪意のある一部のマスコミが報道しているように、われわれが反米国であるなどと思わないでいただきたい」とバイデン米副大統領に話したことを明かした。
コレア大統領はまた、スノーデン元職員は現時点でエクアドル国内にいないため、同容疑者の亡命申請についてエクアドル政府は手続きを始めることはできないと話し、「(元職員が)エクアドルの地を踏んだら、もし実際にそのようなことが起きたら、われわれは亡命申請の手続きを行わなければならないが、われわれが最初に意見を求める相手は米国だ」と話したという。(c)AFP