【6月26日 AFP】反アパルトヘイト(人種隔離)の闘士、南アフリカのネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領(94)は25日も危篤状態が続いた。

 ターボ・マゴバ(Thabo Makgoba)・ケープタウン大主教(Cape Town Archbishop)は、「見守るしかない現在のつらい状況の中で」グラサ・マシェル(Graca Machel)夫人とともに祈るため、マンデラ氏が入院している首都プレトリア(Pretoria)のメディクリニック・ハート病院(Mediclinic Heart Hospital)を訪れた。マゴバ大主教はマンデラ氏に「静かで(同氏に)ふさわしい最期」を与えるよう、神に祈った。

 病院の前にはたくさんの花やメッセージが置かれ、マンデラ氏のために祈る大勢の人たちが集まった。(c)AFP