アルバニア総選挙で発砲事件、EU加盟に暗雲
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【6月24日 AFP】23日に総選挙(一院制、定数140)が行われたアルバニアで、政治的動機に基づくとみられる発砲事件があり、野党の支持者1人が死亡した。
事件が起きたのは、北部の町Lacの投票所付近。警察当局は「選挙と関係している可能性がある」とAFPに語ったが、それ以上の詳細は明かさなかった。
死亡したのは、首都ティラナ(Tirana)の元市長のエディ・ラマ(Edi Rama)氏が率いる社会党を軸とする政党連合の支持者の男性(53)と確認された。一方、負傷者3人のうち1人は、サリ・ベリシャ(Sali Berisha)首相率いる与党民主党の候補者だった。選挙ではラマ氏とベリシャ氏が、お互いに不正を行っていると非難合戦が続いていた。
アルバニアは約20年前に共産主義政権が崩壊して以来クリーンな選挙ができていないため、念願の欧州連合(EU)加盟に向けて、国際水準の公正な選挙を行う能力があることを示す必要がある。(c)AFP/Briseida MEMA
事件が起きたのは、北部の町Lacの投票所付近。警察当局は「選挙と関係している可能性がある」とAFPに語ったが、それ以上の詳細は明かさなかった。
死亡したのは、首都ティラナ(Tirana)の元市長のエディ・ラマ(Edi Rama)氏が率いる社会党を軸とする政党連合の支持者の男性(53)と確認された。一方、負傷者3人のうち1人は、サリ・ベリシャ(Sali Berisha)首相率いる与党民主党の候補者だった。選挙ではラマ氏とベリシャ氏が、お互いに不正を行っていると非難合戦が続いていた。
アルバニアは約20年前に共産主義政権が崩壊して以来クリーンな選挙ができていないため、念願の欧州連合(EU)加盟に向けて、国際水準の公正な選挙を行う能力があることを示す必要がある。(c)AFP/Briseida MEMA