トルコ反政府デモの中心的団体、ゲジ公園からの退去を拒否
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【6月15日 AFP】トルコ反政府デモの中心的な団体であるタクシム連帯(Taksim Solidarity)は15日、イスタンブール(Istanbul)市内のゲジ公園(Gezi Park)からの退去を拒否するという声明を出した。
レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は前日の14日、反政府デモの引き金となったゲジ公園の再開発計画の合法性について裁判所の判断が出るまで、工事を一時見合わせるという妥協案を抗議行動が始まってから初めて示し、デモ隊にゲジ公園からの退去を呼びかけていた。
タクシム連帯はゲジ公園に泊まり込んでいるデモ参加者らと徹夜で協議した上で、「わが国で不正義、不公正が起きている中、われわれは抵抗を続ける」などとする声明を発表した。これにより政府とデモ隊の間の緊張はいっそう高まるとみられる。(c)AFP/Michelle FITZPATRICK
レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は前日の14日、反政府デモの引き金となったゲジ公園の再開発計画の合法性について裁判所の判断が出るまで、工事を一時見合わせるという妥協案を抗議行動が始まってから初めて示し、デモ隊にゲジ公園からの退去を呼びかけていた。
タクシム連帯はゲジ公園に泊まり込んでいるデモ参加者らと徹夜で協議した上で、「わが国で不正義、不公正が起きている中、われわれは抵抗を続ける」などとする声明を発表した。これにより政府とデモ隊の間の緊張はいっそう高まるとみられる。(c)AFP/Michelle FITZPATRICK