【6月11日 AFP】14日に実施されるイラン大統領選に唯一の改革派候補として出馬していたモハマド・レザ・アレフ(Mohammad Reza Aref)元第1副大統領が11日、大統領選からの撤退を自身のウェブサイトで明らかにした。

 前日夕方、改革派のモハマド・ハタミ(Mohammad Khatami)前大統領から書簡を受け取り、このまま選挙戦に残るのは賢明ではないと忠告されたという。

 改革派陣営からは最近、穏健保守派候補のハサン・ロウハニ(Hassan Rowhani)最高安全保障委員会元事務局長に得票を集めるため、アレフ氏の撤退を求める声が高まっていた。

 アレフ氏が大統領選からの撤退を表明した前日の10日にも、イランの最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師に最も近いとみられていたゴラムアリ・ハダドアデル(Gholam Ali Haddad Adel)前国会議長が出馬を取りやめている。

 ロウハニ師はハタミ大統領の下で核問題交渉を担当。穏健派のアリ・アクバル・ハシェミ・ラフサンジャニ(Ali Akbar Hashemi Rafsanjani)大統領の信頼が厚く、現在も同様に支持を得ている。(c)AFP