米中両首脳、気候変動に協力して取り組むことで一致
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【6月8日 AFP】米カリフォルニア(California)州の砂漠地帯にある保養地サニーランズ(Sunnylands)で行われた米中首脳会談で8日、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領と習近平(Xi Jinping)中国国家主席は、両国にとって極めて重要な今後の2国間関係および新たなサイバー攻撃などについて話し合った。
今回の首脳会談が早くも確実な成果を生みつつある分野もある。ホワイトハウス(White House)は首脳会談後に出した声明で、両首脳は気候変動、特に「スーパー温室効果ガス」の製造について、協力して取り組むことで一致したと発表した。
強力な温室効果ガスであるハイドロフルオロカーボン類(HFCs)は、冷蔵庫やエアコンなどに使用されている。HFCsの製造を段階的に減らすことにより、現在、地球上で排出されている温室効果ガスの約2年分に相当する、二酸化炭素約90ギガトン相当の温室効果ガスを2050年までに削減できる可能性があるという。(c)AFP/Tangi Quemener
今回の首脳会談が早くも確実な成果を生みつつある分野もある。ホワイトハウス(White House)は首脳会談後に出した声明で、両首脳は気候変動、特に「スーパー温室効果ガス」の製造について、協力して取り組むことで一致したと発表した。
強力な温室効果ガスであるハイドロフルオロカーボン類(HFCs)は、冷蔵庫やエアコンなどに使用されている。HFCsの製造を段階的に減らすことにより、現在、地球上で排出されている温室効果ガスの約2年分に相当する、二酸化炭素約90ギガトン相当の温室効果ガスを2050年までに削減できる可能性があるという。(c)AFP/Tangi Quemener