中国サイバー攻撃で米国製武器の設計情報が流出、20件以上
このニュースをシェア
【5月29日 AFP】中国からのサイバー攻撃によって米国の最新鋭武器に関する情報が盗まれていたと、米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が28日報じた。
同紙が入手した国防科学評議委員会(Defense Science Board)が国防総省(Pentagon)のために作成した機密報告書によれば、米国のミサイル防衛における主要武器システム、戦闘機、空母などの設計情報の流出が20件以上あったという。
報告書は、中国政府が設計情報を盗んだとまでは言っていないが、こうしたサイバー攻撃によって中国は武器開発に関する最新技術にアクセスし、米国の軍事的優位性が損なわれた可能性もあると警告した。
同報告書は1月に公表されていたが、今回ポスト紙は、情報が流出した武器のリストなど未公開だった部分も入手した。 (c)AFP
同紙が入手した国防科学評議委員会(Defense Science Board)が国防総省(Pentagon)のために作成した機密報告書によれば、米国のミサイル防衛における主要武器システム、戦闘機、空母などの設計情報の流出が20件以上あったという。
報告書は、中国政府が設計情報を盗んだとまでは言っていないが、こうしたサイバー攻撃によって中国は武器開発に関する最新技術にアクセスし、米国の軍事的優位性が損なわれた可能性もあると警告した。
同報告書は1月に公表されていたが、今回ポスト紙は、情報が流出した武器のリストなど未公開だった部分も入手した。 (c)AFP