【5月25日 AFP】今年11月に行われる米ニューヨーク(New York)の市長選に出馬する意向を表明したばかりのアンソニー・ウィーナー(Anthony Weiner)氏(48)が24日、再びインターネット絡みのトラブルに見舞われた。同氏は2年前、ネット上で女性にみだらな写真を送信していた事実が発覚し、下院議員を辞職していた。

 新たに問題となったのは、同氏が選挙活動に使用しているホームページに掲載されていた写真。バナーには街の風景の輪郭が描かれていたが、それは市長を目指すニューヨークではなく、ペンシルベニア(Pennsylvania)州ピッツバーグ(Pittsburgh)の景色だった。

 この間違いはすぐに人々の目に留まり、ブロガーやジャーナリストたちの嘲笑の的となった。すでに差し替えられ、24日までにはニューヨークの写真5枚が新たに掲載されている。

 民主党所属の下院議員だったウィーナー氏は22日に出馬を表明したが、ニューヨーク市民の反応は冷たい。多くの人たちは、「家から出てくるべきではなかった」としている。(c)AFP