【5月20日 AFP】北朝鮮は20日、 国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長や韓国政府の警告を無視し、この3日間で6発目となるミサイルを日本海(Sea of Japan)へ向け発射した。

 発射は韓国軍の合同参謀本部(Joint Chiefs of StaffJCS)が確認した。JCS広報はAFPに「北朝鮮は20日、2基の発射物を発射した。朝に1発、午後に1発」と述べた。ただ複数の発射・打ち上げ台からの誘導ミサイルの発射実験なのかロケットの打ち上げ実験なのかは不明だという。

 一方、北朝鮮は20日、声明を発表し、ミサイル発射実験が新たな緊張の連鎖を意図したものとの批判を退けた。

 北朝鮮は18日に3発、19日にもう1発の短距離誘導ミサイルを発射していた。(c)AFP