ペルーのフジモリ元大統領が入院、胃を検査へ
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【5月19日 AFP】人権侵害で禁錮25年の判決を受け、収監中のペルーのアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領(74)が、消化器異常のため病院に搬送された。議員で医師団メンバーのアレハンドロ・アギナガ(Alejandro Aguinaga)氏が18日明らかにした。
アギナガ氏が記者団に語ったところによると、フジモリ氏は17日夜に腹痛と高血圧の症状を示し、厳戒態勢が敷かれる中で搬送された。消化器の異常を患い、数か月前から体重が減少していたため、内視鏡検査など各種の胃の検査を受けるという。
フジモリ氏は1990年にペルー大統領に就任し、汚職問題で2000年に国会によって罷免された。09年には極左武装組織「センデロ・ルミノソ(輝く道、Shining Path)」との戦いの中で、政府の支援を受けた部隊による25人の虐殺に関与したとして禁錮刑を言い渡された。
フジモリ氏は舌がんを患っていると家族とともに主張し、人道的理由に基づく減刑を求めている。(c)AFP
アギナガ氏が記者団に語ったところによると、フジモリ氏は17日夜に腹痛と高血圧の症状を示し、厳戒態勢が敷かれる中で搬送された。消化器の異常を患い、数か月前から体重が減少していたため、内視鏡検査など各種の胃の検査を受けるという。
フジモリ氏は1990年にペルー大統領に就任し、汚職問題で2000年に国会によって罷免された。09年には極左武装組織「センデロ・ルミノソ(輝く道、Shining Path)」との戦いの中で、政府の支援を受けた部隊による25人の虐殺に関与したとして禁錮刑を言い渡された。
フジモリ氏は舌がんを患っていると家族とともに主張し、人道的理由に基づく減刑を求めている。(c)AFP