ロシア連邦保安局、米大使館員とされる男をスパイ容疑で拘束
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【5月15日 AFP】ロシア連邦保安局(Federal Security Service、FSB)は14日、身分を在ロシア米大使館職員と偽りロシア人工作員を米政府側に寝返らせようとしていたとして、米中央情報局(CIA)の覆面工作員とされる人物を拘束した。勧誘のためとみられる多額の現金も一緒に見つかった。
拘束されたのはライアン・C・フォーグル(Ryan C. Fogle)3等書記官とされており、尋問を受けた後、米大使館へ帰された。ロシア外務省は、15日にマイケル・マクフォール(Michael McFaul)米大使を呼んで説明を求める方針だ。
国営の英語テレビ局RTは、フォーグル3等書記官が地面に顔を押しつけられ、両手を背中にまわされて取り押さえられる場面やFSBに尋問されている様子とともに、同書記官のパスポートと500ユーロ(約6万6000円)紙幣の束や手紙、変装用のかつらなどの写真を放送した。またFSBによれば、特殊な装置やロシア人をスパイとして勧誘するための手引書も持っていたという。(c)AFP/Dmitry ZAKS, Maria ANTONOVA
拘束されたのはライアン・C・フォーグル(Ryan C. Fogle)3等書記官とされており、尋問を受けた後、米大使館へ帰された。ロシア外務省は、15日にマイケル・マクフォール(Michael McFaul)米大使を呼んで説明を求める方針だ。
国営の英語テレビ局RTは、フォーグル3等書記官が地面に顔を押しつけられ、両手を背中にまわされて取り押さえられる場面やFSBに尋問されている様子とともに、同書記官のパスポートと500ユーロ(約6万6000円)紙幣の束や手紙、変装用のかつらなどの写真を放送した。またFSBによれば、特殊な装置やロシア人をスパイとして勧誘するための手引書も持っていたという。(c)AFP/Dmitry ZAKS, Maria ANTONOVA