日露両首脳、北方領土交渉再開で一致
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【4月30日 AFP】ロシアを訪問中の安倍晋三(Shinzo Abe)首相とウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は29日、モスクワ(Moscow)で会談し、北方領土問題の解決を探る交渉を再開することで合意した。日露間では北方領土問題が要因となり、第二次世界大戦後の平和条約が締結されていない。
クレムリン(Kremlin)での2時間の会談を経て、両首脳はそれぞれの外務省に対し、北方領土問題解決の選択肢を探る交渉再開を指示することで一致した。
共同宣言によれば、第二次世界大戦から67年を経た今も両国間で平和条約が締結されていないことは「異常」だとの認識で両首脳は一致した。また北方領土問題について、交渉停滞を打開する具体案は示されなかったものの、協議を通じて「双方の立場の隔たり」を克服する決意が述べられた。
日本側の外交筋によれば、昼食会では安倍首相からプーチン大統領へスキーウエアとスキー板が贈呈され、プーチン大統領は両国間初の条約である日露通好条約が締結された1855年製のワインでもてなした。(c)AFP/Anna MALPAS, Stuart WILLIAMS
クレムリン(Kremlin)での2時間の会談を経て、両首脳はそれぞれの外務省に対し、北方領土問題解決の選択肢を探る交渉再開を指示することで一致した。
共同宣言によれば、第二次世界大戦から67年を経た今も両国間で平和条約が締結されていないことは「異常」だとの認識で両首脳は一致した。また北方領土問題について、交渉停滞を打開する具体案は示されなかったものの、協議を通じて「双方の立場の隔たり」を克服する決意が述べられた。
日本側の外交筋によれば、昼食会では安倍首相からプーチン大統領へスキーウエアとスキー板が贈呈され、プーチン大統領は両国間初の条約である日露通好条約が締結された1855年製のワインでもてなした。(c)AFP/Anna MALPAS, Stuart WILLIAMS