【4月10日 AFP】韓国与党セヌリ党(New Frontier Party)の有力議員、鄭夢準(Mong-Joon Chung、チョン・モンジュン)氏は9日、訪問先の米首都ワシントン(Washington D.C.)で「冷戦で得られた教訓は、核兵器に対抗し平和を保てるのは核兵器だけだというものだ」と述べ、北朝鮮に圧力をかけるため、韓国は核兵器の開発か、韓国から撤去された米軍の戦術核兵器の再配備を検討するべきだと述べた。

 鄭氏が今回示した見解は同国では少数派で、韓国が核兵器を保有すべきだと考える専門家は非常に少ない。鄭氏は現代(Hyundai)グループの創業者を父に持つ資産家でもある。(c)AFP/Shaun Tandon