【4月5日 AFP】朝鮮半島情勢が緊迫する中、韓国が北朝鮮から攻撃された場合、米国は韓国を支援すべきだと大半の米国人が考えていることが、4日発表された世論調査で明らかになった。

 米世論調査会社ギャラップ(Gallup)が2日と3日に全米の1025人を対象に行った電話調査によると、韓国が北朝鮮の攻撃を受けた場合に米国が韓国の防衛を支援することを「支持する」と答えた人は55%に上った。「支持しない」は34%で、残りは「分からない」「特に意見はない」という回答だった。

 年齢層別では、1950~53年の朝鮮戦争(Korean War)を記憶する高齢者のほうが対韓国支援をより強く支持する傾向がみられた。

 一方、今後6か月以内に北朝鮮が韓国を攻撃すると思うかとの問いに対する意見は分かれたが、北朝鮮による米本土攻撃に恐怖を感じるという回答はほとんどなかった。

 この調査の誤差範囲は4ポイント。(c)AFP