米国に「核先制攻撃の権利行使」、北朝鮮が威嚇
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【3月8日 AFP】北朝鮮が先月実施した核実験を受けた国連安全保障理事会(UN Security Council)による厳しい制裁措置の採択に先立ち、北朝鮮政府は7日、米国などに対して「核先制攻撃」の権利を行使すると威嚇した。
北朝鮮外務省報道官は、国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)を通じ、「米国が核戦争の導火線に火を付けた以上、(われわれの)革命的な軍隊は侵略国の拠点を破壊するための核の先制攻撃を行う権利を行使するだろう」との声明を発表した。
また、北朝鮮が米国と韓国に対し、11日から行われる大規模な軍事演習を取りやめるよう要請したにもかかわらず、両国がこれを拒否したことを受けて、第2次朝鮮戦争は「避けられない」とも警告した。
北朝鮮軍部は今回の発表に先立つ5日、朝鮮戦争で1953年に調印された休戦協定を白紙化すると発表し、理論的には戦争再開の可能性を開いている。(c)AFP/Lim Chang-Won
北朝鮮外務省報道官は、国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)を通じ、「米国が核戦争の導火線に火を付けた以上、(われわれの)革命的な軍隊は侵略国の拠点を破壊するための核の先制攻撃を行う権利を行使するだろう」との声明を発表した。
また、北朝鮮が米国と韓国に対し、11日から行われる大規模な軍事演習を取りやめるよう要請したにもかかわらず、両国がこれを拒否したことを受けて、第2次朝鮮戦争は「避けられない」とも警告した。
北朝鮮軍部は今回の発表に先立つ5日、朝鮮戦争で1953年に調印された休戦協定を白紙化すると発表し、理論的には戦争再開の可能性を開いている。(c)AFP/Lim Chang-Won