【2月19日 AFP】50年近く前に暗殺されたジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)米大統領が所有していた革製のボマージャケットが17日、米マサチューセッツ(Massachusetts)州で競売に掛けられ、手数料を含む66万5500ドル(約6200万円)の高値で落札された。競売会社ジョン・マキニス(John McInnis)が18日、発表した。

 落札されたのは大統領専用機(Air Force One)用として使われていた茶色のジャケット。ケネディ大統領の特別補佐官を務めていた故デービッド・パワーズ(David Powers)氏の遺族が自宅で発見し、競売にかけられた大統領ゆかりの品700点の1つで、予想落札価格は2万~4万ドル(約190万~370万円)だった。

 競売では他にも、写真や選挙運動のポスター、手紙や書物などが出品された。

 ジョン・マキニスのフェイスブック(Facebook)ページによると、ジャケットの落札価格は57万ドル、手数料を含めると66万5500ドルだった。競売は6時間にも及んだという。(c)AFP