【2月2日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton、65)米国務長官は退任の日を迎えた1日、見送りに集まった数百人の職員らが歓声を上げる中、国務省に別れを告げた。

 国務省のロビーで最後の演説をしたクリントン氏は、「私たちが実現を目指してきた21世紀の世界は、今後も多くの困難に見舞われるだろう」とした一方で、(自身は)「世界の平和と前進、繁栄のために国務省が払ってきた努力のおかげで、4年前の就任当時よりも今の方が楽観的だ」と述べた。

 クリントン氏は約65%という記録的に高い支持率を維持しており、2016年の大統領選では再び、米国初の女性大統領を目指すのではないかと憶測されている。(c)AFP/Jo Biddle