ロシアの市民弾圧がソ連崩壊後最悪に、人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ
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【2月1日 AFP】米ニューヨーク(New York)に本部を置く人権団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch、HRW)は1月31日、前年5月に大統領に返り咲いたウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の下で、ロシア当局が1991年のソ連崩壊後、もっとも厳しい弾圧を市民に加えていると非難した。
HRWは「政権に批判的な人々を威圧し、活力ある市民社会活動を制限する措置が前例のない水準に達した」と、2012年のロシアにおける人権侵害が最悪の水準だったことを年次報告で明らかにした。
プーチン大統領が署名した新たな一連の法案では、名誉毀損が再び犯罪とされた他、抗議運動に対する罰金額が引き上げられている。また、反逆の定義を拡大し、外国から資金提供を受ける非政府組織を「外国のエージェント」として登録することを義務付け、市民への弾圧を強めている。(c)AFP/Anna SMOLCHENKO, Victoria LOGUINOVA-YAKOVLEVA
HRWは「政権に批判的な人々を威圧し、活力ある市民社会活動を制限する措置が前例のない水準に達した」と、2012年のロシアにおける人権侵害が最悪の水準だったことを年次報告で明らかにした。
プーチン大統領が署名した新たな一連の法案では、名誉毀損が再び犯罪とされた他、抗議運動に対する罰金額が引き上げられている。また、反逆の定義を拡大し、外国から資金提供を受ける非政府組織を「外国のエージェント」として登録することを義務付け、市民への弾圧を強めている。(c)AFP/Anna SMOLCHENKO, Victoria LOGUINOVA-YAKOVLEVA