エジプト大統領、3県で非常事態宣言 サッカー裁判後の暴動を受け
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【1月28日 AFP】エジプトのムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領は27日、テレビで演説し、サッカー暴動事件の裁判をめぐり死傷者が出たポートサイド(Port Said)、スエズ(Suez)、イスマイリア(Ismailia)の3県に非常事態を宣言した。
3県では28日午前零時(日本時間同日午前7時)から30日間にわたって午後9時から翌朝の午前6時までの外出が禁止される。モルシ大統領は、エジプトの治安を脅かすものに対してはさらに踏み込んだ措置をとる用意があると警告した。
ポートサイドでは26日、昨年サッカー場で発生した暴動で数十人が死亡した事件の裁判で、被告となった地元サッカークラブのサポーターらに死刑判決が言い渡されたことから暴動が発生し、機動隊員2人を含む31人が死亡した。暴動は27日も続き、医療関係者によるとさらに6人が死亡し、負傷者は460人を超えた。(c)AFP/Mona Salem
3県では28日午前零時(日本時間同日午前7時)から30日間にわたって午後9時から翌朝の午前6時までの外出が禁止される。モルシ大統領は、エジプトの治安を脅かすものに対してはさらに踏み込んだ措置をとる用意があると警告した。
ポートサイドでは26日、昨年サッカー場で発生した暴動で数十人が死亡した事件の裁判で、被告となった地元サッカークラブのサポーターらに死刑判決が言い渡されたことから暴動が発生し、機動隊員2人を含む31人が死亡した。暴動は27日も続き、医療関係者によるとさらに6人が死亡し、負傷者は460人を超えた。(c)AFP/Mona Salem