【1月27日 AFP】ベネズエラのエルネスト・ビジェガス(Ernesto Villegas)通信情報相は26日、ウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(58)がキューバで受けたがんの手術後に患っていた重篤な肺感染症が完治したことを明らかにした。

 チリのサンティアゴ(Santiago)で開催されている中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)と欧州連合(EU)27カ国による初の首脳会合に出席した同相は記者団に対し、「まだ治療を必要としている症状はある」としながらも、「感染症は完治した」と語った。

 また、キューバのハバナ(Havana)から同日に帰国したニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)副大統領は、チャベス大統領は「補足的な医療」を受ける段階に入ったと発言。大統領の様子からは、回復を見て取ることができたと付け加えた。しかし、「補足的な医療」ががん治療のための放射線療法であるのか、または化学療法や代替療法であるのかについては言及を避けた。(c)AFP