【1月24日 AFP】台湾の活動家が乗った漁船が24日早朝、台湾北部を出港し沖縄県の尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島、Diaoyu Islands)に向かっている。台湾の海上保安庁に相当する海岸巡防署が明らかにした。

 漁船に乗っているのは「尖閣防衛」を掲げる民間団体「中華保釣協会(Chinese Association for Protecting the Diaoyutais)」の活動家7人で、正午ごろに尖閣周辺海域に到達する見通しだという。

 同団体は声明で、尖閣諸島の「日本の領有」に抗議するため同諸島に向かうと発表していた。

 NHKによれば、「中華保釣協会」は昨年7月に尖閣沖合の日本領海に侵入した団体。漁船には海岸巡防署の巡視船6隻が随行しているという。(c)AFP