【1月22日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は北朝鮮の宇宙開発や核兵器開発関連の政府機関や個人に制裁を課す決議案を23日にも採択する見通しになった。外交筋が21日に明らかにした。

 昨年12月12日に北朝鮮が事実上の弾道ミサイルの発射実験を実施したことを多くの国が批判していたが、中国は北朝鮮に新たな制裁を課すことに難色を示し、この問題について米国と交渉を行っていた。

 新しい制裁は2006年と2009年の核実験を受けて北朝鮮に課された制裁を拡大する内容になるとみられる。匿名の外交関係者は、決議案は北朝鮮の発射実験を非難し、改めて北朝鮮に核兵器開発と発射実験の中止を求める内容になると語った。(c)AFP