【1月21日 AFP】他の誰が見ても彼はれっきとした米国の大統領だが、14歳と11歳になる娘たちにとっては、ときにヘマもやらかすごく普通の「パパ」でしかない。20日、ホワイトハウス(White House)のブルールーム(青の間、Blue Room)で家族に見守られて2期目の就任宣誓を終えたバラク・オバマ(Barack Obama)大統領に娘のサーシャ(Sasha Obama)さん(11)がかけた言葉は、「上手だったよ、パパ」だった。

 オバマ大統領が「ちゃんとできたよ」と応じると、サーシャさんはさらに「今回は間違えなかったね」と付け加えた。オバマ大統領は4年前の1期目の就任宣誓では、最高裁長官が語順を間違えたため宣誓をやり直している。

 宣誓をテレビ中継していたマイクはまた、祝福の言葉をかけたミシェル夫人に「ありがとう」と返すオバマ大統領や、その背中をポンと叩いて「わたしもすっごく嬉しい!」と喜ぶマリアさん(14)なども拾っていた。

 米市民を前にした宣誓と就任式典は21日に行われる。(c)AFP