【12月20日 AFP】韓国大統領選は19日、投開票され、与党セヌリ党(New Frontier Party)(旧ハンナラ党)の朴槿恵(パク・クンヘ、Park Geun-Hye)(60)候補が野党民主統合党(Democratic United Party)の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-In)候補を抑え、当選を決めた。

 韓国初の女性大統領が誕生する。また、朴氏の父は軍事独裁政権を敷いた朴正熙(パク・チョンヒ、Park Chung-Hee)元大統領で、親子2代の大統領となる。

 朴氏は、北朝鮮問題や景気低迷、高齢化が急速に進むなかでの福祉費用増加など、数多くの課題に取り組むことになる。

 聯合ニュース(Yonhap News)が報じた中央選挙管理委員会の発表によると、開票率99.3%を超えた時点での得票率は朴氏が51.6%、文氏が約48%だった。(c)AFP/Jung Ha-Won