エジプト、イスラム勢力も11日にデモ実施へ 衝突の懸念高まる
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【12月10日 AFP】エジプトのムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)大統領の出身母体、ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)は、野党勢力がデモを計画している11日にイスラム勢力側も大規模なデモを行うと発表した。
これによるとイスラム勢力の連合体「イスラム勢力同盟(Alliance of Islamist Forces)」はモルシ大統領が進める新憲法草案の是非を問う国民投票を予定通り実施するよう求めるデモを行うという。
ムスリム同胞団のほか、同胞団が設立した政党の自由公正党(Freedom and Justice Party、FJP)、サラフィスト系の政治団体が参加しているイスラム勢力同盟は8日、国民投票の延期に反対する姿勢を示していた。
エジプトの首都カイロ(Cairo)ではモルシ大統領支持派と反大統領派がそれぞれ集会を開いており、7人が死亡、数百人が負傷した5日の衝突の再来が懸念されている。
モルシ大統領は8日、大統領権限を強化する大統領令を撤回したが、野党側のデモ参加者らはモルシ大統領自身の辞任を求め始めている。(c)AFP
これによるとイスラム勢力の連合体「イスラム勢力同盟(Alliance of Islamist Forces)」はモルシ大統領が進める新憲法草案の是非を問う国民投票を予定通り実施するよう求めるデモを行うという。
ムスリム同胞団のほか、同胞団が設立した政党の自由公正党(Freedom and Justice Party、FJP)、サラフィスト系の政治団体が参加しているイスラム勢力同盟は8日、国民投票の延期に反対する姿勢を示していた。
エジプトの首都カイロ(Cairo)ではモルシ大統領支持派と反大統領派がそれぞれ集会を開いており、7人が死亡、数百人が負傷した5日の衝突の再来が懸念されている。
モルシ大統領は8日、大統領権限を強化する大統領令を撤回したが、野党側のデモ参加者らはモルシ大統領自身の辞任を求め始めている。(c)AFP