【12月9日 AFP】北朝鮮は、早ければ10日に予定されていたロケットの打ち上げを延期する可能性を示唆した。理由は明らかにしていない。

 北朝鮮は、ロケットには人工衛星が搭載されていると主張している。朝鮮中央通信(KCNA)によると、朝鮮宇宙空間技術委員会(Korean Committee of Space Technology)は、科学者と技術者が「複数の事情により、衛星打ち上げ時期の再調整問題を現在真剣に検討中」だと発表した。

 アナリストらは、延期の背景が国際社会の政治的圧力ではなく、技術トラブルまたは降雪である可能性を指摘している。(c)AFP